「しぜんを しぜんに」 Solongo!は天然繊維のお店です



🌈Solongo!製品のお手入れ


Solongo!のウールは、国内では希少なモンゴル産の100%天然ウールです。
大手メーカーから供給されている、ニュージーランドやオーストラリア産のウールと比べて、少し毛が太いのが特徴。これは厳冬期マイナス40度以下になる厳しい自然のせいで、ニュージーランドやオーストラリアの羊は寒さに耐えられず、モンゴルの冬は越せないと言われています。
この少し太い毛質のおかげで、(少々肌触りは固めですが)モンゴルウールの靴下はとってもタフ! 他の国のウール製品と比べて、あまり気にすることなく普段遣いで楽しめます。ここではモンゴルウールの靴下とのお付き合いのコツをお知らせします。

ウールソックスのお手入れ

Solongo!のウールソックスのタグには、左記のような洗濯表示がされています。これは、ソックスを「最大限に」長く使っていただくための表示なのですが、靴下は毎日履くもの。あんまり丁寧に扱うのも現実的ではないとわたしたちは考えます。
むしろ、気軽に使って、マイクロファイバーの発生を抑えてもらいたい。
ということで、ここでは長年モンゴルウールの靴下を履いてきたスタッフ直伝の、普段遣いの裏ワザをお教えします。
ほんのちょっとポイントを押さえてもらえれば、普通に洗濯機に入れて、普通に洗えて、普通に使えますよ。

【Point 1】洗濯機OK!
ウールと聞くと「手洗いしなきゃダメなんでしょ?」とか言われますけれど、タフなモンゴルウールは、コツさえつかめば普通に洗濯機で洗えます。あまり気を使わないでガシガシ使ってください。
30度弱流が推奨ですが、ネットに入っていれば通常コースでも差は感じられないと思います。

【Point 2】洗濯ネットに入れてください
毛織物は摩擦には少し弱いので、無駄に他の洗濯物と擦れ合わないように、洗濯ネットに入れてください。

【Point 3】アルカリ性洗剤、固形石鹸や重曹は使わないで!
羊毛は強いアルカリ性が苦手。強いアルカリにさらされると、固いフェルトになってしまいます。なので「中性」「弱酸性」の洗濯洗剤をお使いください。もちろん毛糸洗い専用の「おしゃれ着洗剤」なら万全です。

【Point 4】熱いお湯、乾燥機はNG
タンパク質が主成分である羊毛は高温が苦手。熱いお湯や、乾燥機を使うと固くなってしまいます。なので、洗濯に使うのは、30度以下のぬるま湯か水で。 洗濯機は脱水までは機械でやって、その後は干してください。
干し方は羊毛靴下に関しては「吊るし干し」でもへっちゃらです。
(※カシミヤやヤクなどは平干し推奨。靴下以外の製品も平干し推奨です)

【Point 5】洗濯は3日に一度で平気
あまり大きな声では言えないのですが(笑)、Solongo!の羊毛靴下は履いても履いても臭いません。これは羊毛自体に、殺菌効果や臭い成分を吸着する効果があるからです。私の体験上、試験的に昼間は履いて、夜は風通しの良いところに陰干しというのを10日間繰り返しても臭いは出ませんでした。まぁ、臭わないとはいえ、汚れているのは確かですので、さすがに10日はやりすぎにしても、3日くらいなら普通に履けると思います。
天然ウールは、洗濯してもマイクロファイバーは発生しませんし、さらに洗濯の頻度も落とせて排水も減らせる。モンゴルウールは二重の意味でエコということです。

カシミヤとヤクウール製品のお手入れ

「繊維の宝石」と言われるカシミヤや毛足の長いヤクウールは、シープウール(羊毛)に比べると、肌ざわりが良い代わりに少しデリケートです。

ご家庭でお洗濯する場合は、手洗いが基本です。
・30℃以下(20℃くらいを推奨)
・カシミヤ用の洗剤をお使いください。
・液体洗剤を入れた水に8~18分間浸して休ませます。
・軽く絞って洗い、休ませる工程を2〜3回行ってください。
・きれいな水でよくすすぎ、軽く絞ってください。
・清潔で明るい色のタオルの上に置き、元の形に整えて乾燥させます。
・乾燥機には絶対にかけないでください。
・乾いたら、スチームアイロンを約2cm離してかけてください。
(※ニット製品は、長時間ハンガーに掛けておくと形が崩れますので、保管は専用の袋に入れておこなってください。)

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